Die Weisse Rose の輪転印刷機

 『Die Weisse Rose』(邦題『白バラは死なず』)。ミュンヒェン大学を中心としたナチス抵抗グループ「白バラ」のメンバーが逮捕・処刑されるまでを描いた映画。活動の中で重要な位置を占めるのがビラの印刷・配布だった。謄写版小型輪転機を鞄に入れて列車で移動するシーンや,用紙の確保に苦慮する姿が描かれている。
 映画では,大学構内で階段からビラの束を落としてしまい,それを警備員に見つかったのがきっかけで逮捕されたことになっている。花びらを散らしたようにビラが舞うシーンが印象的。
(mich 2001/1/24)