新聞製作の電算化に挑んだ人々を活写した『メディアの興亡』

 『メディアの興亡』は元新聞記者の杉山隆男が綿密な取材の下に書き上げたノンフィクション。コンピューターで新聞を作るという,当時としては極めて困難なプロジェクトに挑んだ日本経済新聞とIBMの技術者の苦闘を軸に,新聞経営,記者活動,政界とのつながりなど新聞界の生々しい生態を活写。第17回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
 『メディアの興亡』については→書籍
(mich 2001/1/23)